DTF ハーフトーン

DTF ハーフトーンは半透明の部分を不透明な点と透明な隙間に変えます。残る画素の色を保ち、色抜きと最小点径を調整して端末内で保存できます。登録やクレジットは不要です。

無料・登録不要・端末内で処理
同じ星の光を、不透明なDTF用網点に変換した画像
暗いシャツの色を背景にした、柔らかな赤い光を放つ星。DTF用網点への変換前
元画像
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調整

DTF 網点で半透明部分を置き換える仕組み

DTF 網点では、まず元の被覆率が基準になります。 ぼかした影は画面では自然でも、ファイルには多くの半透明画素が含まれています。DTFモードは、この連続した被覆率を完全不透明な点と完全透明な隙間に置き換えます。残す画素のRGB値は元画像から引き継ぎます。図案全体を単一のインク色へ変える処理ではなく、どこを覆うかという構造を変える処理です。

通常の網点との違いは、明るさではなくアルファを使うことです。色抜きを無効にすると、alpha 255の画素はそのまま、alpha 0の画素は透明のままで、中間だけが網点になります。不透明なロゴを保ち、周囲の柔らかな縁だけを点にできます。黒く見えるという理由だけで、実体のある図形を自動的に穴だらけにはしません。

色抜きはその前に行う別の工程です。指定色に近い画素のアルファを下げ、そこで生まれた半透明を網点に変えます。黒Tは黒、白Tは白を初期設定にしますが、服や被写体を認識する機能ではありません。背景と同じ色が図案の中にもあると、その部分にも同じ処理がかかります。

赤いぼかしのある星をDTF ハーフトーンにする前と後:半透明のぼかしがすき間のある不透明な点に変わる

DTF ハーフトーンを作る四つの手順

元の透明度を先に確認する

ファイルを選ぶか貼り付け、または透過する星のサンプルを開きます。まず元画像の境界が半透明かを確かめましょう。JPGにはアルファがないため、色抜きを使わなければ不透明のままです。入力は60 MB、展開後6400万画素まで。削除した部分に戻れるよう、原本を保存してください。

色抜きを単独で調整する

白Tまたは黒Tのプリセットを選んだら、指定色と許容範囲を確認します。元の透明度が適切なら色抜きを切ります。許容範囲ゼロでは完全に一致する色だけが透明になり、値を上げるほど近い色まで段階的に影響します。外周だけでなく、文字、目、輪郭、内部の穴もチェックしましょう。

ミリ単位で点を見る

150・300・600 DPIから選び、間隔と最小点径を調整します。初期値0.3 mmは、DPIに応じた画素数へ換算します。出力サイズに対応するcmとinchを表示するので、印刷ソフトで配置したい大きさと照合します。画面を拡大してきれいに見えるかだけでなく、実際の点がどの大きさになるかを基準にします。

完成ファイルのマスクを確かめる

透過とDPI情報が必要ならPNGを選びます。このモードではalpha 0と255だけを書き出します。1倍・2倍とも長辺8000 pxまでです。保存後、等倍で小さな点を確認し、別ソフトへ読み込んだ際も配置寸法を見直してください。JPGは空白を白で埋めるので、透過マスクの受け渡しには使えません。

DTF 網点の色抜きと許容値を調整する

DTF 網点の色抜きは画素と指定色のRGB距離で決めます。完全一致は透明、許容範囲内では離れた色ほどアルファを多く残し、範囲外は元の値を保ちます。その後で点を作ります。これは場所を区別する選択範囲ではなく、自動切り抜きでもありません。同じ黒なら、周囲の背景も小さな文字も同じ基準で処理されます。

0.3 mmは300 DPIで約3.54 px、600 DPIでは約7.09 pxです。画素の網を変えずにDPIだけを上げると、同じ点が物理的には小さくなるため、最小点径で消える点が増えることがあります。これはミリという単位に合わせた動作です。DPIの情報を書き換えても、元画像にない細部が追加されるわけではありません。

円、正方形、ひし形、線、楕円、十字の6種類を使えます。細長い形では、細い方向の寸法を最小サイズの判断に使います。長いだけの細線が通過しないようにするためです。周囲の平均アルファで名目上の大きさを決め、元の透明領域で塗る範囲を制限します。完全透明だった画素を網点で埋めることはありません。

PNGには選択したDPIに対応するpixels-per-meterをpHYsチャンクで保存します。ただし、受け取るソフトがこの情報を使うとは限りません。SVGも保存できますが、元の実色を守るため、同色画素の連続する横区間をパスにします。区間数が25万を超えたら確認を求めます。細かな色の多い図案では大きなファイルになります。

透過 PNGの点径・DPIと生地の関係

濃色生地を模した背景で、星の赤い光がDTF用網点になって薄れていく画像

濃色生地のプレビュー

セル間隔12 px、最小点径0.3 mm、300 DPI、背景色除去はオフ。背景は濃色生地の色を模したもので、試し刷りではありません。

淡色生地を模した背景で、星の赤い光がDTF用網点になって薄れていく画像

淡色生地のプレビュー

セル間隔12 px、最小点径0.3 mm、300 DPI、背景色除去はオフ。背景は淡色生地の色を模したもので、試し刷りではありません。

濃色生地を模した背景で、星の赤い光の縁から小さなDTF用網点が減った画像

最小点径を大きくした例

セル間隔12 px、最小点径0.8 mm、300 DPI、背景色除去はオフ。背景は濃色生地の色を模したもので、試し刷りではありません。

黒い衣類に使う透過 PNGでは、図案の黒を印刷するのか、布地を見せるのかを先に決めます。黒抜きで周囲を消せても、目や小さな文字、アウトラインまで消えることがあります。許容範囲を下げると黒に近い色を残しやすくなりますが、完全な黒は抜けます。内側だけ残したいなら、先に位置を指定したマスクを用意してください。

白い衣類も同じです。白抜きで地の布を見せる一方、図案内部の白いハイライトが失われる可能性があります。ツールはどの白が背景で、どの白が大切な描写かを判断しません。同色なのに別の扱いが必要なときは、許容範囲を探し続けるより、上流の編集で透明度を整えるほうが確実です。

すでに透明な光や影なら、色抜きを切って始めるとアルファ処理だけを観察できます。間隔を広げて点の構造を確認し、その後で必要な密度に戻します。滑らかな画面表示と、小さな印刷点を安定して作れることは別です。ここで制御するのはデジタルの形と透明度で、素材や機械が再現できる最小点を判定する機能はありません。

画素寸法、DPI、間隔、最小点径を一緒に記録します。幅3000 pxは300 DPIで10 inch、25.4 cmですが、600 DPIでは5 inch、12.7 cmです。あとで別のソフトで拡大縮小すると点の物理寸法も変わります。RIPや配置ソフトが最終的に選ぶ寸法を、このページから固定することはできません。

画像データを印刷工程へ渡すときの違い

Photoshopでは元のマスクや局所的な選択、透明度を準備できます。Illustratorは最初からベクターで作られた図案の修正に向きます。このページはアルファの網点化、色抜き、二値の透過出力に絞っています。RIP設定、白インクの下地設計、機器の校正は行わず、制作側の工程に残ります。

受け渡しには、寸法を確認した透明PNGと予定する配置サイズを伝える方法が分かりやすいでしょう。0.3 mmは変更できる出発点で、すべての機材に通用する生産規格ではありません。接着剤、粉、フィルム、硬化、圧着条件、布地が結果に関わります。アルファが二値だから洗濯に強いとは言えず、実際のサンプルで確認する必要があります。

プレビューは長辺1200 px以下で、設定変更が止まって80 ms後に更新します。小さな点は縮小表示で消えて見えるため、最後は保存したファイルの原寸で判断します。画像処理は端末内に留まり、登録やクレジットは不要です。利用統計に画像やファイル名を含めず、特定の処理速度も保証しません。

DTF ハーフトーンのよくある質問

色抜きが無効なら、完全不透明の画素は元のRGBとalpha 255を保ちます。色抜きが有効なら、一致する色のアルファが先に下がり、その部分は点になったり消えたりします。どちらの工程で変化したか、分けて確認してください。


DTF出力はalpha 0と255だけです。半透明のアンチエイリアスでマスクを作っていません。ただし、保存後に別ソフトで回転、縮小、フィルター処理すると、中間のアルファが再び生まれる場合があります。実際に入稿する最終ファイルを確認してください。


元の細部は増えません。DPIは画素と物理寸法を結び、最小点径の換算にも使います。2倍出力も同じ元画像から計算します。先に印刷したい大きさを決め、その用途に十分な画素と情報が元画像にあるかを確かめましょう。


透明度が高い場所は小さな点になり、最小点径に達しない点は除かれます。DPIを上げると同じミリ数に必要な画素径も増えます。間隔、最小点径、DPIをまとめて確認し、縮小プレビューではなくダウンロードした結果でも判断してください。


JPGにはアルファがないため、透明な場所を白くして品質0.92で保存します。不透明な見本には使えますが、透過マスクは渡せません。二値の透過とDPI情報が必要ならPNG、パスが必要な用途だけSVGを検討してください。


保証しません。ここで扱うのは画素の色、被覆、図形、DPI情報です。接着、硬化、転写の設定、材料や布地は管理できません。最小の再現可能サイズを制作先に確認し、本番の枚数を作る前に実物を試してください。


DTF用のハーフトーンを透過 PNGで試す

DTF用の透過 PNGを星のサンプルで試し、色抜きを切った状態から始めてください。アルファの変化を理解してから色抜きを加え、自分の図案へ進みます。予定寸法を確認してPNGを保存し、元画像を残したうえで最終マスクを制作先へ渡しましょう。

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